対象:会員および一般
速報発信者;後藤 康仁(京都大学、日本表面真空学会研究例会企画専門部会)
日本表面真空学会 2020年1月研究例会
主題「ペロブスカイト太陽電池と真空・表面」
ペロブスカイト構造を持つ有機金属ハライド化合物を光電変換層とするいわゆる「ペロブスカイト太陽電池」は、近年では25%に迫る高い光電変換効率が報告される一方、実用化を目指した大面積モジュール開発も企業において進められるなど、世界の太陽電池開発における中心的な存在となっています。このペロブスカイト太陽電池は、多くの研究ではいわゆる「溶液塗布法」で製造されていますが、大面積単結晶成膜を目指した真空蒸着の研究も行われています。また、エリプソメトリーや電子分光などによる表面状態の解析も多岐にわたって行われています。本研究例会では第一線の研究者の方々をお迎えして、ペロブスカイト太陽電池の基礎と実用化の動向に関して、「真空成膜・表面分析」に主眼を置いた研究についてご講演いただきます。
日 時:2020年1月29日(水)13:00~17:00(受付12:45~)
会 場:機械振興会館 地下3階B3-1号室
(東京都港区芝公園3−5−8)
http://www.jspmi.or.jp/kaigishitsu/access.html
協 賛:公益社団法人応用物理学会、一般社団法人日本真空工業会
講演プログラム:
13:00~13:05 開会の挨拶
上野啓司(日本表面真空学会研究例会企画専門部会/埼玉大)
13:05~13:40 白井 肇(埼玉大)
「FACsPbIxBr3-x系ペロブスカイト薄膜合成における溶媒の役割
-分光エリプソメトリーによる評価-」
13:40~14:15 宮寺哲彦(産総研)
「有機鉛ハライドペロブスカイトの結晶成長と放射光解析」
14:15~14:50 松木伸行(神奈川大)
「ペロブスカイト/シリコンタンデム太陽電池の作製プロセス開発」
14:50~15:10 休 憩
15:10~15:45 都鳥顕司((株)東芝)
「ペロブスカイト太陽電池大面積モジュール開発」
15:45~16:20 中山泰生(東京理科大)
「ペロブスカイト単結晶の表面・界面電子分光」
16:20~16:55 近藤高志(東大先端研)
「ハロゲン化鉛ペロブスカイトのヘテロエピタキシー」
16:55~17:00 閉会の挨拶
守山佳彦(日本表面真空学会研究例会企画専門部会/キオクシア(株))
参加費:日本表面真空学会会員* 3,000円(予稿集代を含む)
*個人正会員、法人正会員、維持会員、賛助会員
協賛学協会会員 3,000円(予稿集代を含む)
非会員 5,000円(予稿集代を含む)
学 生 無料(予稿集代1,000円)
参加定員:50名
申込方法:ホームページよりお申込みください。
https://www.jvss.jp/
申込締切:2020年1月27日(月)
問合せ先:公益社団法人日本表面真空学会 事務局
TEL:03-3812-0266 FAX:03-3812-2897
E-mail:office@jvss.jp
日本表面真空学会 事務局
〒113-0033 東京都文京区本郷5-25-16 石川ビル5階 TEL:03-3812-0266 FAX:03-3812-2897 Email: