対象:会員および一般
速報発信者;高見誠一(名古屋大学、表面分析実践講座担当)
公益社団法人日本表面真空学会 主催
「表面分析実践講座2023」
実践! 最新走査電子顕微鏡実習 実際の作業を通して身につける最新技術
最近の走査電子顕微鏡(SEM)技術の発展はめざましく、形状観察はもちろんのこと、各種検出器を駆使した多岐にわたる分析が可能となっています。そこで本講座では、SEM経験者を想定し、基礎と応用に関する講習の後、専門家の指導の下で最新の実機を用いた実習に参加してもらい、体験を通じた原理の理解の深耕と、これによる応用力の効くオペレーション技術を習得して頂きます。実習では、各種検出器の使い方から低加速電圧観察と分析、さらには試料断面の作製などを対象とし、実践を通じて習得することを目的としています。
ワンランク上のSEM操作技術を習得されたい皆様のご参加をお待ちしております。
開催日:2023年8月9日(水)、10日(木)
会 場:日本電子株式会社 開発館 https://www.jeol.co.jp
〒190-0012 東京都昭島市武蔵野3-1-2(JR青梅線「中神」駅 徒歩10分)
プログラム「SEMの応用実習講座」
8月9日(水)<講習>
13:30-14:30 高分解能走査電子顕微鏡でみるナノ多孔質材料
講師:遠藤 明(産業技術総合研究所)
14:30-15:00 SEMの基礎原理
講師:淺野 奈津子(日本電子株式会社)
15:15-15:45 電磁場重畳型SEMの検出器
講師:朝比奈 俊輔(日本電子株式会社)
15:45-16:15 低加速電子を用いる高分解能測定
講師:高見 誠一(名古屋大学)
16:15-16:45 Arイオンビームを用いたSEM用の断面試料作製
講師:應本 玉恵(日本電子株式会社)
16:45-17:00 質疑応答
8月10日(木)<実習> 講師:日本電子 SEM応用技術者
9:30-12:30 装置実習(W-SEMもしくはFE-SEM)
13:30-16:30 装置実習(FE -SEMもしくはW-SEM)
16:30-17:00 総合討論
実習内容
実習は専門家の指導のもと各班最大3名に分かれW-SEMおよびFE-SEMを実際に操作して頂きます。
W-SEM(低真空SEM):低真空高真空(無蒸着・蒸着の差)・元素分析
FE-SEM (高分解能SEM):低加速電圧・高分解能観察・各検出器における像解釈
※参加者の試料持参もお受けしております。このため、当日に観察されたい試料のある場合は、事前に試料情報に関するアンケートを提出していただきます。アンケートは参加申し込み時、もしくは後日、提出をお願いいたします。
受講料(テキスト代、昼食、消費税を含む)
日本表面真空学会正会員 50,000円
日本表面真空学会法人正会員 50,000円
日本表面真空学会維持会員 50,000円
日本表面真空学会賛助会員 55,000円
協賛学協会会員 60,000円
その他 70,000円
参加定員:18名(定員に達し次第締め切ります)
申込方法:HPよりお申し込みください。
https://jvss.jp/jpn/activities/06/detail.php?eid=00016
申込締切:2023年7月13日(木)
問合せ先
公益社団法人日本表面真空学会 事務局
E-mail: office@jvss.jp TEL: 03-3812-0266
日本表面真空学会 事務局
〒113-0033 東京都文京区本郷5-25-16 石川ビル5階 TEL:03-3812-0266 FAX:03-3812-2897 Email: