対象:会員および一般
速報発信者;関口信一(日本表面真空学会真空技術部会長)
日本表面真空学会 真空技術部会2023年6月研究例会
主題「真空とビーム応用」
真空とビーム応用は、科学技術の発展において不可欠な要素です。1897年にJ.J.トムソンが電子の存在を発見し、1930年代に電子顕微鏡が開発されて以来、真空技術の発展と共に急速に生命・物質科学が発展してきた歴史から疑いの余地は無いでしょう。
「真空」と「ビーム」に関わる真空技術の応用分野は幅広く、ビームの発生、気密、電気絶縁、電磁場によるビーム加速・輸送制御,ビームのモニター技術,極低温と断熱、超伝導技術など日々技術開発が進められており、その発展が新しい研究分野開拓の可能性を広げています。
そこで、今回は「真空」と「ビーム」に関わる研究分野の最前線でご活躍されている7名の研究者よりその技術・課題などについてご講演頂きます。本研究例会が、真空とビームを利用する研究者・技術者の方々と、様々な用途でご活用なさっている方々に有益な情報を提供できる場となること、また自由活発な議論を行う場になることを願っております。皆様のご参加を心よりお待ち申し上げます。
日時:2023年6月7日(水)13:00~17:00
会場:機械振興会館 6階 6-67号室 およびオンライン(Zoom)
(〒105-0011 東京都港区芝公園3-5-8)
http://www.jspmi.or.jp/kaigishitsu/access.html
講演プログラム:
13:00~13:05 開会の挨拶(真空技術部会副部会長)山本 将博
13:05~13:35 山内 泰(物質・材料研究機構)
LaB6ナノワイヤー電子源の実用化がもたらしたもの
13:35~14:05 村上 勝久(産業技術総合研究所)
原子層物質積層構造を用いた高効率・高単色平面型電子放出デバイスの開発
14:05~14:35 関口 隆史(筑波大学・数理物質系)
低真空SEMが拓く顕微鏡の世界
14:35~15:05 小椋 俊彦(産業技術総合研究所)
走査電子顕微鏡を応用した溶液試料観察技術の開発
15:05~15:20 休憩
15:20~15:50 満田 史織(高エネルギー加速器研究機構)
セラミックス応用技術によるセラミックスチェンバー一体型パルスマグネットの開発
15:50~16:20 山田 逸平(日本原子力研究開発機構)
ガスシートを用いた大強度イオンビーム断面形状の非破壊計測
16:20~16:50 山本 康史(高エネルギー加速器研究機構)
加速器に用いられる超伝導空洞とその技術
16:50~16:55 閉会の挨拶(真空技術部会長)関口 信一
協 賛:日本真空工業会、日本顕微鏡学会、応用物理学会、日本加速器学会(申請中含む)
参加費:
日本表面真空学会会員* 3,000円(予稿集代を含む)
*個人正会員、法人正会員、維持会員、賛助会員
協賛学協会会員 3,000円(予稿集代を含む)
非会員 5,000円(予稿集代を含む)
学 生 無料(予稿集代1,000円)
参加定員:現地40名、オンライン60名
申込方法:ホームページよりお申込みください。 https://www.jvss.jp/
申込締切:2023年5月25日(木)
問合せ先:公益社団法人日本表面真空学会 事務局
E-mail: office@jvss.jp TEL: 03-3812-0266
日本表面真空学会 事務局
〒113-0033 東京都文京区本郷5-25-16 石川ビル5階 TEL:03-3812-0266 FAX:03-3812-2897 Email: