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[ml] 【締切間近】第12回表面科学専門技術者資格認定試験のお知らせ
対象:会員および一般
速報発信者:中村 誠(富士通、表面科学技術者資格認定試験担当)
第12回表面科学専門技術者資格認定試験のお知らせ
<受験料が変更され、受験しやすくなりました>
1.表面科学専門技術者資格とは
表面科学専門技術者(Surface Science Professional Engineer: SSPE)資格は、特定の分析手法や解析手法に関して高い専門的知識と技能を有し、自立的に未知試料などの分析・解析を実行できる能力を有することを認定するものです。SSPEの受験条件は、当該手法に関する3年間の実務経験(分析・解析、開発、研究、教育など)が必要です。資格認定試験合格者には認定証および認定カードを授与し、氏名、所属をweb上で、また、氏名を会誌「表面と真空」で公表します。
2.受験資格
年齢、学歴による制限はありません。下記の試験科目に記載の分析・解析手法のなかで受験しようとする科目に関して、3年以上の実務経験(分析・解析、開発、研究、教育など)を有することが必要です。なお表面科学技術者資格SSEを有している方は、1次試験(SSEと同等)を免除します。
3.試験の方法
試験は、表面科学技術者資格認定試験(SSE)に相当する1次試験(80分)のほか、2次試験として下記の試験科目のうちの一つに関する受験者によるプレゼンテーション(10分)、および、それに関連した口頭試問(40分程度)によって行います。プレゼンテーションは、受験者自身が行った解析例、解析手法、装置等に関するもので、使用するスライド(Power Point ファイルなど)は提出締切日(試験日より3週間以上前)までに提出していただきます。理工系の大学1年生にも理解できるわかりやすいプレゼンテーションが求められます。また、「SSPEとして求められる知識及び技能」を踏まえた内容が求められます。但し、機密事項に関する発表・回答(例えば、具体的な物質名、試料調製法等)は求めません。
プレゼンテーションと口頭試問の目的は、その試験科目の分析手法や解析手法に関して基礎および専門的知識と技能を有すること、また、自立的に未知試料などの分析・解析を実行できる能力を有することを確認することです。口頭試問は、専門技術者2次論述問題例のような内容ですが、口頭で回答できる内容です。
4.二次試験科目
次の科目(分析・解析・実験・理論手法など)の中から1つを選択して下さい。
(1)電子顕微鏡(TEM、SEM等)、(2)EPMA、(3)表面顕微鏡、(4)X線回折、(5)電子回折、(6)EBSD(後方散乱電子回折)、(7)SPM、(8)AES、(9)XPS、(10)UPS、(11)D-SIMS、(12)S-SIMS、(13)イオン散乱、(14)FEM、FIM、AP、(15)振動分光、(16)薄膜成長(PVD、CVD、電気化学的手法、エリプソメトリ等)、(17)シミュレーション・理論計算、(18)表面分析装置(設計・製作)
5.試験日時・試験会場
期 日:2023年9月2日(土)
時 間:一次試験 9:30~10:50(受付開始9:00、試験開始15分前に着席のこと)
二次試験 プレゼンテーション 11:30以降の10分間
口頭試問 プレゼンテーション後の40分間程度
試験会場:(公財)総評会館 連合会館 202会議室
東京都千代田区神田駿河台3-2-11
6.受験料(認定料、消費税を含む)
正会員(個人、法人)、維持・賛助会員 :12,000円
学生会員 : 5,000円
第74、75回表面科学基礎講座受講者 :10,000円
表面科学セミナー2023受講者 :10,000円
第13回表面科学ベーシック講座受講者 :10,000円
学生(非会員) : 8,000円
その他 :15,000円
これまでの専門技術者資格認定試験不合格の方 :上記から半額
7.申込締切 : 2023年7月24日(月)
プレゼンテーションファイル提出締切:2023年8月15日(火)
*詳細は下記Webページをご覧下さい。